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東京0区とは

2008 年 4 月 13 日 日曜日

日本のメタバースも続々と登場していますが、その中でもSBI Beyondが運営する東京0区は特徴的です。

  • 現実の金融とリンクする仮想通貨の発行
  • コスト0の送金システムの提供
  • STUDIO 4℃と協力したエンターテインメント性の高い仮想世界の構築

SBI Robo CEOの渡部薫さんのブログや東京0区のテーマを色々と拝見しましたが、基本的な考え方としてWebやメタバースを一つのサービスとしてではなく、社会として捉えている印象でした。

渡部さんのブログでGoogleについて様々語られていますが、たしかにGoogleはWebという経済圏を手中に収めました。10年ほど前は文字だらけで、企業サイトはカタログの代わりだろうと言われ、個人サイトはおそらく僅かなものでした。そう、その数が僅かなのかすら、検索がまだ本格的ではなかった当時はリンクを辿るのがページを探す唯一の手段であり、把握しようがなかったわけです。ましてやこれが一大経済圏になるとは大半の人が予想していなかったでしょう。もちろん、僕も。

そして今セカンドライフが仮想通貨=現実の$(ドル)という目に見える形で、経済圏を築きました。他のメタバースや一部のMMOでも現実のお金とリンクする仕組みが増えてきています。現実の社会を見ても、ポイント制、Suica・Pasmo、携帯クレジットなど金銭の仮想化が進んでいます。現実と仮想それぞれの通貨が歩み寄りを始めているのです。

メタバースとはなにかでも触れましたが、僕はメタバースが真の意味でメタバースたるものになったとき、それは現実との融合を意味すると考えています。「メタバース」と改めて区切る必要がなくなってしまうくらいに。そして、そうなっていく過程で重要なこと、それが経済です。経済とはなにも単純なお金の流れや集まりを意味するわけではなくて、「頑張って物事を成した人には報酬を」「今日の生活を支えてくれた人に感謝を」という、人が人らしくあるために必要な仕組みだと思います。

僕が知りうる限り、日本で経済社会としてのメタバースを作ろうとしているのは東京0区だけ。

簡単なことではないと思いますが、この課題に挑もうとしている東京0区に期待しています。

東京0区

セカンドライフとは 2

2008 年 3 月 15 日 土曜日

昨日の続きです。

  1. 創作の自由
  2. 経済活動の自由

の2点がセカンドライフの大きな特徴ですが、この価値がセカンドライフだからこそ増幅されるというのはなぜか。

ひとつは、英語圏のサービスであるということ。

これは、話の元ネタが東京0区を運営するSBI Robo CEOの渡辺さんのブログ。
今年もウェブが熱い!② Google編より引用です。

ウェブで日本語をまともに使える人口は世界で見ても1億人くらいでしょうが、ウェブの英語圏は母10億人〜くらいいるでしょう。その差がGoogle AdWordsの競争価格に反映されています。単純にいうと英語でGoogle経済圏に入れる人は日本語Google経済圏より10倍規模が大きいということです。カンのいい人ならすぐにピンとくると思いますが、これだけ経済規模に差があると、優秀な人は日本語サービスを開発するよりも英語で開発した方がはるかに経済メリットがあると気づきます。もちろんその分競争は激しくなることは覚悟しなければなりません。

つまりWebにおいて英語圏のサービスを展開するということは、日本語に限定したサービスを展開するのと比べ10倍の経済規模をもつということ。

僕自身もそうですが、とかく日本人はWebに限らずサービスが日本語で提供されることを前提に考えがちです。そして英語を見ると拒絶反応を示してしまう。僕も英語は苦手ですし、よほど意識して行動(英会話スクールか、あるいは外国人の友人をつくるか、英字新聞を取るかなど)しないと日本において英語に触れ続けるのは難しいでしょう。

とはいえ、10倍です。その差は。

セカンドライフは、世界中のあらゆる国籍の人々が参加しています。その人々とも、英語を用いれば大抵会話ができ、商品をアピールすることができ、時には協力すらしてもらえます。創作ができ、経済活動ができるセカンドライフでは、英語を通じることで世界中のあらゆる人々とあたかも共同でなにかを成しているような場が生まれています。

メタバースのような自由な発想が育つ場所では、日本語のみでサービスを行うことはもったいないことなのかもしれません。日本人が安心してサービスを利用できるとなると、しょっちゅう英語で話しかけられるサービスはどうなんだ、という面もあるとは思いますが(笑

メタバースに限らず、Webが広がり個人の生活に密着してきた今、日本人も英語が“必須”な時代がきたのかもしれませんね。

(セカンドライフというより、英語の話題になってしまいました・・・