Facebook – SNSを越え、目指すはソーシャルネットワークプラットフォームか
2008 年 6 月 1 日 日曜日話題のFacebookに登録してみました。
Facebookは、世界第2位の規模を誇る米国発のSNSです。1位は誰もがご存知、MySpaceです。5月19日に日本語版が発表されました。
「mixiとの違いは実名でのつながり」─Facebook日本語版がスタート (MarkeZine)
Facebookの特徴
- 実名登録制
- 任意で出身校、電話番号、経歴などまで詳細な個人情報を公開できる
- プロフィール項目の公開範囲を細かく指定できる
- プロフィールから関連する友人(同大学出身など)を探せる
- フィードから友人がいつ何をどのように更新したかがわかる
- 誰でもFacebook内・外で利用できるアプリケーションの開発、公開が可能
- 誰でもFacebook内での広告掲載やサービスの販売、つまり経済活動が可能
日本を代表するSNS「mixi」との大きな違いが実名登録制です。
実名登録は日本のネットではほとんど馴染みがないですね。「そんなこととんでもない!」という人のほうが多いでしょうか。実名登録とHN(ハンドルネーム)登録の違いとして思いつくものを挙げると、
「実名登録」
- 現実の友人を見つけ出しやすい
- お互いに虚偽情報のない安心できる関係
- 現実とリンクした友人関係、ビジネス関係、コミュニティとしてコミュニケーションが取れる
- 個人情報漏洩の不安
- 自分の立場をわきまえた発言、行動が必要
「HN登録」
- ネット上のみの関係ゆえの気軽な関係が築ける
- 思ったままの発言がしやすい
- 現実とリンクした詳細な情報の公開、または聞き出しはタブーな風潮
- 上の理由から、現実とリンクした関係は築きにくい
- 個人情報漏洩の心配がやや低い
というところです。現実にネットワークの関係を活かしたければ実名、現実とは切り分けた利用をしたければHNとなるのでしょうが、実際どちらにしてもオフ会などで会ったりするまでは(あるいは会ったとしても)後者を・・・というのが日本の実情だと思います。会ってすら個人情報が相手にわかる心配がない反面、会うまで本当にどんな人物かわからないという矛盾した状況があります。ただこれも、「全く会うつもりなどない」うえの利用であればHNだけで十分だとは思いますが。
他の特徴として、友人が何をどう更新したかがわかるというものがありますが、これは「画期的」と思う反面、「あまりに無理矢理つなげすぎでは」とも思いました。mixiの“最終ログインは○時間前”と表示されるのもなんとなく嫌な時があるのに、グループ加入や日記、友人関係まで“○○さんは○時間前に○○を・・・”と示されるのも感覚的に嫌なときがあるかもしれません。確かに便利は便利ですが。
ソーシャルネット経済圏誕生?
そして一番大きな特徴として、アプリケーションの開発・公開、さらに商業行為まで認められていることです。この点が他SNSと全く違う点ではないでしょうか。これを知ったとき、セカンドライフの経済圏を思い起こしました。FacebookはSNSとしての1サービスではなく、ソーシャルネットワークのプラットフォームとなるべくオープン戦略を打ち出したのではないかと。
ECもアフィリエイトもドロップシッピングも、さらにRMTもニコニコ動画もセカンドライフも、共通するのはクリエーションできる環境と経済活動の許容であり、どれも爆発的な市場を築いてきました。
日本におけるFacebookはどうなるか。
「実名登録」が壁になって、まったく流行らなかったらそれはそれで(笑)
ちなみに、登録の際大学などの卒業年度を割り出すのにここが便利でした。
参考サイト:
- 日本のSNSはFacebookになるか、MySpaceになるかが大きな分かれ目では (Social Networking.jp)
- Facebook日本語版はmixiの脅威にはならない (All About)